企業情報
暮らしから産業分野まで幅広く活用される活性炭製品。
サンテックスは、小さな粒子のプロフェッショナルとして
培った経験と技術力の向上・開発に積極的に取り組み、
未来へつなぐ環境浄化の可能性を追求しつづけます。
ごあいさつ
日頃より株式会社サンテックスおよびサンテックスの活性炭製品へのご愛顧を賜り心よりお礼申し上げます。
年々深刻さを増す地球環境の変化に加え、コロナ禍を経ての新しい生活習慣など
わたしたちを取り巻く環境は価値観までも大きく変わり続けています。
人々の関心が良い方向へ高まり社会全体でより良い生活様式をさらに洗練させていくことができれば
それは「環境浄化」にとっても大変重要な意味をもつ変化になります。
より成熟した環境社会をめざして、サンテックスは生活から産業にいたるまで
安全な空気、安全な水を守り、人が地球と共存していくための一端を成せるよう
日々のたゆまぬ研究に加え、常に試験と検査を繰り返し性能の維持・向上へ真摯な姿勢で取り組みつづけています。
これからも「活性炭」という分野から未来へ向けた環境浄化の可能性を追求してまいります。
今後とも皆さまの一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役 平岡 裕康
会社概要
会 社 名 | 株式会社サンテックス |
本 社 | 〒509-5401 岐阜県土岐市駄知町1205番地 TEL0572-50-3133 FAX0572-50-3123 |
本部・営業窓口 恵 那 工 場 | 〒509-7521 岐阜県恵那市上矢作町1831 TEL0573-48-3033 FAX0573-48-3088 |
中津川工場 | 〒509-8301 岐阜県中津川市蛭川1799番地3 TEL0573-46-0025 FAX0573-46-0024 |
設 立 | 平成13年9月4日 |
資 本 金 | 1000万円 |
代 表 者 | 代表取締役 平岡 裕康 |
従 業 員 数 | 22名 |
業務内容
- 活性炭事業(各種新炭加工販売、再生関連業務)
- 焼成事業(委託加工)
沿革
2001年(平成13年) 6月 | 瑞浪市和合町にて工業原料の焼成加工開始 |
2001年(平成13年) 9月 4日 | 有限会社に法人成 資本金300万円 |
2002年(平成14年) 5月 | 瑞浪市稲津町萩原に萩原工場増設 |
2002年(平成14年) 5月 | 活性炭の加工・再生開始 |
2002年(平成14年)11月 | 本社移転(瑞浪市稲津町萩原) |
2002年(平成14年)12月 | 特殊構造の再生炉考案 |
2003年(平成15年) 7月 | 資本金1000万円に増資(株式会社に組織変更) |
2003年(平成15年)12月 | 特殊再生炉新設(活性炭熱処理炉) |
2004年(平成16年) 4月 | 瑞浪市稲津町に物流センター開設 |
2006年(平成18年) 9月 | 中津川工場新設(中津川市蛭川) |
2007年(平成19年) 1月 | 特殊ロータリーキルン1号炉新設 |
2008年(平成20年) 3月 | 特殊ロータリーキルン2号炉新設 |
2008年(平成20年) 5月 | 排ガス処理集塵装置増設 |
2009年(平成21年) 5月 | 脱臭装置増設 |
2010年(平成22年) 2月 | スターコール®商標権を譲渡による取得 |
2011年(平成23年)11月 | 恵那工場を新設 |
2019年(令和1年)6月 | 高機能活性炭生産開始 |
2020年(令和2年)3月 | 新規・新分析法吸着試験設備設置(恵那工場) |
2020年(令和2年)3月 | 高機能特殊活性炭 製造・販売開始 |
2021年(令和3年)1月 | 吸着試験設備増設(恵那工場) |
2021年(令和3年)10月 | テスト用賦活炉設置(恵那工場) |
2023年(令和5年) 11月 | テント倉庫新設(300m2) (恵那工場) |
2024年(令和6年) 4月 | SBT(Science Based Targets)認証取得 |
2024年(令和6年) 10月 | テント倉庫2棟新設(50m2、390m2) (中津川工場) |
アクセスマップ
SDGs行動宣言
SDGs行動宣言
株式会社サンテックス
わが社は、企業活動を通じて、社会課題の解決に取り組み、SDGs達成に貢献しています。
項 目 | 関連するSDGsのゴール | SDGs達成に向けた取組 |
環境に配慮した製品・サービスの提供 | 事業活動において、資源保護及び廃棄物排出削減を目指していきます。 製造工程におけるCo2排出削減を目指します。 | |
働きがいのある仕事 | 若年層の社員育成と高齢者活用により、人材確保に努めていきます。 働き方改革により、長時間労働を削減していきます。 | |
責任ある企業行動 | 環境配慮型商品の開発・販売を推進していきます。 人と環境にやさしい安心・安全な商品を提供していきます。 |
当社は国連が提唱する『持続可能な開発目標(SDGs)』に賛同し、
積極的な取り組みを通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
SBT(Science Based Targets)認証取得
カーボン
ニュートラル宣言
株式会社サンテックスはCO2排出量を2030年に2022年比で42.0%消滅し、
2050年までにカーボンニュートラルを目指します。
2022年度実績
Scope1(直接排出)
自社での燃料使用や工業プロセスによる直接排出
対象 | CO2排出量(t−CO2/年) |
---|---|
ブタン | 440.03 |
ガス(LPG) | 27.16 |
軽油 | 17.25 |
灯油 | 16.02 |
ガソリン | 11.10 |
合計 | 511.56 |
Scope2(間接排出)
自社が購入した電気・熱の使用に伴う間接排出
対象 | CO2排出量(t−CO2/年) |
---|---|
電気 | 148.61 |
合計 | 148.61 |
Scope1,2の排出量合計
660.17t-CO2/年
弊社の排出量調査は(株)ウェイストボックスの監修を受けた十六銀行によるもので、GHGプロトコルの基準を満たしたものであります。
※特記事項 Scope2の算定において、国内工場や関連施設の電力排出保数は各契約会社が公表している調整後排出保数(残差)を採用し算定。
削減目標
Scope | 基準年 | 排出量(t-CO2) | 目標年 | 削減率 | 排出量(t-CO2) |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2022年 | 511.56 | 2030年 | 36.77% | 323.45 |
2 | 2022年 | 148.61 | 2030年 | 60.00% | 59.44 |
1+2 | 2022年 | 660.17 | 2030年 | 42.00% | 382.90 |
※SBT,再エネ100%を両方組み入れた場合の経路案 ※RE100 達成にはScope2を2030年までに60%削減
排出原因
Scope1,2の割合グラフ
エネルギー別の割合グラフ
各Scopeにおいて割合が高いもの(=削減しやすもの)
Scope1
対 象 | 用 途 |
---|---|
ブタン | 工場作業 |
ガソリン、軽油 | 車、リフト |
燃料転換、燃料の削減
Scope2
対 象 | 用 途 |
---|---|
電気 | 本社における電力使用 |
電気 | 工場における電力使用 |
省エネ、再エネ化
今後の取り組み
株式会社サンテックスでは、日々の省エネルギー活動に取り組んでまいります。
- 工場照明のLED化
- ボイラーの燃料転換によるCO2排出量削減
- 焼成炉の燃料転換によるCO2排出量削減
- エンジン車両系の電気化
日々の改善活動を実施し、生産設備、原動力の徹底した省エネ、節電活動を推進しております。
SCIENCE BASED TARGETS INITIATIVE
SBTイニシアチブの
認定取得
株式会社サンテックスは、今年度新たに設定した二酸化炭素排出削減目標に関して、SBT(Science Based Targets)イニシアチブより科学的な根拠がある水準として認められ、中小企業版として承認されました。
CO2排出量削減目標
Scope1(1)とScope2(2)のCO2排出量を2022年の基準年から2030年までに42%削減し、将来的にはScope3(3)の排出量を測定して削減する。
SBTI(Science Based Targets Initiative)とは
SBTiは、CDP、WRI、UNGCによって2015年に設立された国際的なイニシアチブで、パリ協定※が求める水準と整合した温室効果ガス削減目標に対して、科学的根拠に基づいているかの検証を行い、認定を付与しています。
※世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目標とする。